2010年4月13日火曜日

ext3

ext3とは、Linuxで広く使用されているファイルシステムの一つで、ext2ファイルシステムにジャーナリング機能(データ変更をトランザクションとして管理する機能)を追加したもの。 ext3ではext2と比べて、マシントラブルからの復旧に要する時間が短くなっている。 ext3は単にext2にジャーナリング機能を加えた「だけ」なので、ext3非対応のシステムからでも、ext2としてアクセスが可能となっている。それ以外の特徴はext2とまったく同じで、ファイルサイズ上限は4TB、パーティションサイズ上限は16TBなどとなっている。 ext3は安定版のLinuxカーネルでは2.4.16(厳密には2.4.15からだが深刻なバグあり)から対応され、同バージョン以降のLinuxではパッチを適用することなくext3を使用できる。また、2.4.14以前のシステムでもパッチを適用すればext3は使用できる。

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